インフルエンザの予防、うがい、手洗い、緑茶の殺菌効果について

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冬に多いインフルエンザ、風邪ですが、今年は私もワクチンを打っていたにも関わらず、かかってしまいました・・・。インフルエンザワクチンは、毎年もちろん打っています。ワクチンは、A型二種類、B型一種類、を、公的機関で考えて予想し、毎年作られていますが、今年は予想が外れたのでしょう。

なぜ冬にはやるのか?(最近は、夏に見ることもありますが・・・)なぜなら、ウイルスが繁殖しやすい環境(気温10度以下、乾燥)が整ってしまうからです。

市販で売っているイソジンなどを、「濃く」使う方がいい、という方もいらっしゃいますが、喉の粘膜を傷めてしまうので、通常の使い方を守るべきですが、大事なのは手洗い。正しい手の洗い方は、まず手のひら、そして指を一本一本洗って、手首まで洗い、手のひらであわ立てた石鹸で爪の間も洗って、さらにもう一度これを繰り返す、ぐらいの洗い方が必要なのです。大変!時計は外して手洗いすべきですね。

喉の乾燥も、インフルエンザなどにかかりやすくなるものの原因となります。おすすめは緑茶。緑茶のカテキンには殺菌効果があり、例えば静岡県の方は胃がんの発生率が低いことが証明されていますが、これはカテキンの殺菌効果によるピロリ菌除去によるものなのです。カテキン、おそるべし。うがい薬として、最近では市販でも売っている、「アズレンうがい薬」ぐらいの効果はあります。できれば常温で、常に持ち歩きたいものですね。コンビニでも売ってますが、ポットやティーバックを買って、作り置きをしておけば、美味しい緑茶を安くで飲むことができます。お財布に優しく、体にも優しい緑茶。活用しない手はありません。

なお、緑茶はカフェインが入っているので、濃いものを夜飲みすぎるのはあまり睡眠に良くないので、寝る前に落ち着きたい場合は、カフェインレスのハーブティなどをおすすめします。カモミールティーをミルクで作ったりするのも、おすすめです。

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また、インフルエンザの薬の予防投与、というものもあります。例えば家族の方がうつってしまった、とか、濃厚接触が考えられるような場合、自費にはなりますが、予防として薬を使う、という方法です。現在インフルエンザの薬は色々ありますが、通常の成人であれば、イナビルなど吸入の投与が簡単でおすすめです。お子さんがインフルエンザになってしまった、ということがあったりする場合、これも知っておいて損はない情報ですね。だいたい、一万円でお釣りがくることが多いです。高い!と思うかもしれませんが、実際にインフルエンザにかかってしまうと、熱が下がって2日は出勤、もしくは学校に行くことができません。一週間が無駄になる、と思ってもらっても構いません。それを考えると、そんなに高くないお買い物だと思いますが、いかがでしょうか?

それよりは、やっぱりワクチンは効かないこともありますが、しっかり毎年ワクチンを打つべき。

ワクチンを打つことで、もしかかったとしても症状は確実に軽くなります。私が研修医だったとき、まだインフルエンザワクチンはそんなに普及していませんでしたが、大流行があって、病院の3階から9階まで、インフルエンザ肺炎だらけになってしまい、大変だったのですが、今は入院が必要な方は随分少なくなりました。ワクチン打って、で、うがい、手洗い、日頃の緑茶、あとは「人混みに行くときはマスク、一日三回以上は変えてください」を推奨します。

ライター:有限会社ウエストフィールド・コンサルティング野尻紀代美                                       内科医(呼吸器)、産業医、労働衛生コンサルタント、日本ストレスチェック協会ファシリテーター

 

 

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