梅干しの栄養・効能。塩分はどれくらい?食べ過ぎるとどうなる?

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梅干しと聞くだけで唾液が出てくるほど、その酸っぱさと食欲を沸かせるパワーは特別なものがありますよね。長く日本人に愛される、保存食でもある梅干し。近年は季節になると自分で漬ける人も多いようです。

疲労回復効果もあり、お弁当に入れると腐敗を防ぐとも言われていますが、その源にある栄養は何が含まれているのでしょうか?

食べ過ぎてしまう弊害と併せ、説明していきます♪

梅干しは栄養満点な優秀食材!

「梅はその日の難のがれ」

これは朝出かける前に梅干を食べると、その1日は災難を避けられるという言い伝え。古き日の日本では、旅人は梅干しを薬として持参していたことから、こうした言葉も生まれたのだとか。

そんな梅干しの主な栄養とその効能は以下のようなものが挙げられます。

①クエン酸

梅干しをはじめとしてオレンジやレモン、グレープフルーツといった柑橘類の酸味は、クエン酸によるもの。スポーツドリンクやタブレットにもよく使用されていますよね。

◆疲労回復効果

以前は疲労した筋肉に乳酸が溜まり、その疲労を回復するために乳酸の排出効果が高いクエン酸が有効とされていました。

しかしこの乳酸疲労説は現在では否定され、活性酸素による酸化ストレスでダメージを受けた細胞が、修復が必要な状態になっている状態こと=疲労を感じる状態とされています。

ただクエン酸の疲労回復作用は否定された訳でなく、ダメージを受けた細胞の修復に必要なアデノシン三リン酸(ATP)というエネルギー源を作りだすATPサイクルを活性化するために、クエン酸は不可欠な存在。

しかもクエン酸の補給により短時間でサイクルが活発になるので、疲労時に特に摂取したい栄養素とされています。

◆キレート作用

クエン酸の代表的な効能のもう一つが、ミネラル分の吸収を促進する”キレート作用”。ミネラルは健康や美容に必須な栄養素ですが、意識していないとつい不足しがちになってしまいます。

キレート作用は、摂取した金属ミネラルが酸化される前にミネラルを包みこんでくれるので、細胞の酸化を防ぐアンチエイジング効果が期待出来ます。

また活性酵素を除去する働きもあるため、がん予防もつながります。

◆殺菌効果

梅干しは夏場のお弁当に入れると良いとされますが、それはクエン酸の殺菌・除菌効果によるもの!クエン酸が腐敗菌の増殖を抑制する作用があるからです。

この他にもクエン酸は胃腸の働きを活発にするので、乗り物酔いを緩和する効果も期待できますよ。

②食物繊維

梅の果肉には食物繊維も含まれており、便秘解消にも良いとされています。

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◆便秘解消

食物繊維には「水溶性」と「不溶性」2つの食物繊維が含まれているのですが、便秘の改善にはこの2つをバランス良く摂取するのが効果的。梅干しにはこの両方が含まれているので、意外にも?便秘予防や改善に効果があるんです。

また上記のクエン酸にも排便に必要な、腸のぜん動運動を誘発する嬉しい作用や腸内環境を整える作用も期待できるので、慢性的な便秘に悩んでいる人は是非毎日梅干しを食べてみてはどうでしょう?

③カリウム

カリウムには神経伝達や筋肉の機能を正常に保つ作用があり、カリウムが不足すると痙攣やむくみといった症状が現れてしまことも。

塩分の多い食事が多い現代では腎機能不全も不安ですが、カリウムは腎臓の余分な老廃物を排出する大切な役目も果たしています。

梅干しの塩分は?食べ過ぎるとどうなる?

健康に良い梅干しですが、気になるのはその塩分ですよね。昔ながらの製法では梅干しを20%強の塩で漬けており、大きめの1粒では塩分量が4gを超えてしまうことも。

成人の1日の食塩摂取量は7g以下が望ましいとされているので、2粒でアウトになってしまいます。

しかし現在では減塩のものや調味料で漬けたものが一般的で、どれも1粒当たり1g強であることが多くなっています。

食べ過ぎるとやはり塩分過多になり、多く摂取したナトリウムを排出しようと腎臓や心臓に負担をかけてしまい、そうした習慣が継続されると高血圧症や腎臓疾患、不整脈といった病気の確率がどうしても上昇することに!

夏の汗を多量にかき、体内の塩分濃度が下がってしまう時以外は、1日1粒を限度にした方が無難と言えそうです。

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