蕎麦のルチンの美容効果!高血圧対策など効能も凄い!
蕎麦といえば、うどん、ラーメンなど他の麺類と比較しても断突栄養価が高く、生活習慣病の予防改善に効果的であると同時に、美肌にも効果的と言われています。
その理由の一つに、他の麺類の場合、胚芽をすべて取り除き中の実を粉末にし、こねて作ったものに対し、蕎麦は胚芽もしっかりと入っています。玄米と白米とでは栄養価がまったく異なると同時に、白い麺と蕎麦のように茶色い麺ではやはり栄養価の差が大きく開きます。
では、栄養価が高い理由はわかっていただいたと思いますが、実際どんな美容、健康成分が含まれているのでしょうか。今回は蕎麦の栄養の中のルチンについて焦点を当てていきたいと思います。
ルチンは美容にも健康にも効果的!
蕎麦の代表的な栄養素と言えばルチンです。もちろん、その他の食材にも含まれていますが、蕎麦と言えばルチンというぐらい有名な栄養素です。ちまにに、ルチンは様々な呼び名がございまして、ビタミンPやヘスペリジンとも呼ばれています。
ポリフェノールとそっくりで、抗酸化効果が非常に高いのが特徴です。また、健康効果としては、高血圧や脳卒中などの生活習慣病の予防に有効とされていまして、そのためアメリカやヨーロッパでは薬としても使用されているほどです。
高血圧や脳卒中を予防改善に有効な理由としては、血管の強化、血流の改善、血中のコレステロール値を下げるなどのといったところからこのような効果が期待できるわけですが、
結果、肩コリや冷え症など、血行不良によって生じる病気の改善にも有効とされています。また、血行不良が起こると内臓の働きが悪くなります。しかし、それを改善してくれる効果が期待できるため、腸をはじめとした内臓の働きをスムーズにしますので、間接的にも美肌を作ったり、体全体の健康を促進効果があるとも考えられます。
そして、忘れてはいけないのが、ルチンはビタミンCとの相性が非常に良いということです。ビタミンCといえば、綺麗なお肌を作るというイメージですよね。抗酸化効果も高く、美白効果が期待できます。
さらには、コラーゲンの生成しますので、潤いのある肌を作ります。ですので、蕎麦を食べた後にデザートにみかんを食べるなり、そばつゆにレモンを添えてみたり、
シークワーサー果汁を混ぜるなど工夫を凝らすと蕎麦のルチンを有効活用できます。そういう意味ではかんきつ系と組み合わせることで、蕎麦はエイジングケアに有効な食品と言えます。

蕎麦を常用食としてみるのも
ルチンは、みかん、トマト、アスパラガスにも沢山含まれています。こちらの記事でもお伝えしていますのでご覧ください。そう考えるとビタミンCとの組み合わせでみかんが一番効率的とも考えられますが、
蕎麦の胚芽には、食物繊維やミネラルも豊富に含まれているため違う健康効果もございますので蕎麦を摂取するのも重要なことです。また、蕎麦を食べるのであればできれば韃靼そばをオススメします。理由としては、ルチンの含有量が100倍も多いのです。
そして、気をつけてほしいのが、ルチンは水溶性です。蕎麦は基本的に煮込んで調理するものです。蕎麦を煮たお湯を捨ててしまう人が多いかと思いますが、それを捨てずに蕎麦湯として飲むとか、違う料理に再利用するなど行ってお湯に溶けだしたルチンを摂取するようにしましょう。
ただ、残念ながら蕎麦のルチンの効果は一時的なもので、持続力がないところです。つまり、沢山の蕎麦を一度に食べても意味がなく、食卓の一品にそばを入れて、
それを毎日継続的に食べる方が効果を期待できると考えられます。ただ、いくら健康に良い食品でも蕎麦アレルギーの方は絶対に摂取は辞めてください。
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